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「バイキング」これって海賊料理のことなの?

食いしん坊に人気の高い食べ放題のバイキング料理。バイキングといえば、古代や中世の北欧の海賊たちのことだが、バイキング料理は、その海賊のバイキングたちが食べていた料理なのだろうか?じつはこのバイキング料理は、日本独特のもの。海外では、食べ放題の料理はあっても、バイキング料理とはいわない。かつてバイキングたちが活躍した北欧にも、「バイキング料理」という料理はない。バイキング料理は、高度成長期の日本で誕生したのである。ただ、バイキング料理のヒントになった料理は、北欧にある。スウェーデンの「スメルゴスボード」というパーティー料理である。スメルゴスボードの「スメルゴス」は、スウェーデン語で「バター付きのパン」を意味し、そこから転じてオープン・サンドイッチをさすようになった。「ボード」は「テーブル」の意味である。この料理では、酢漬けニシン、スモーク・サーモン、タラのフライ、ゆでたザリガニ、ローストーポーク、グラタン、チーズやパンなどが、テーブルいっぱいに並べられ、自由に取り分けて食べる。べつにバイキングの料理というわけではなく、十六世紀ごろ登場し、十九世紀に様式化して完成した料理だ。日本のあるレストランが、このスメルゴスボードの「自由にとって食べる」という方式だけを借用。北欧だからバイキングというやや安易な発想で、「バイキング料理」と名づけた。かつてバイキングたちが、襲った村を占領したあと、村じゅうの食物を集めて、みんなで自由に食べたといわれているところから、「バイキングのように豪快に食べられますよ」という意味合いもあったようだ。つまり、日本で人気のバイキング料理は、海賊料理どころか、北欧の料理でさえないのである。

手強い「アメリカ東海岸」をどう攻略するか

手強い「アメリカ東海岸」をどう攻略するか、その最も効果的なアプローチ法を教えよう。「アメリカ東海岸」といえば、日本人はすぐニューヨークを思い浮かべるが、ニューヨークは東海岸のホンの一部だ。そして、北からボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCと個性豊かな大都市が並び、その周辺にも様々な住宅地やリゾート地が広がっている。東海岸を攻略するには、まずはこの性格の違う4都市でどんな滞在ができるか、その特徴を押さえてみることだ。そしてもうひとつは、あれこれ欲張らずにひとつの「専門分野」に絞ってみることだ。例えば美術館なら美術館、クラシックならクラシック、ダンスならダンスと自分の興味ある専門領域に絞って、その最高のものを求めに「アメリカ東海岸」を訪れてみることだ。

山形県内で最大の藩は米沢藩

山形県内で最大の藩は米沢藩。関ヶ原以前の会津二一○万石から江戸中期には一五万石になってひどい貧乏藩だった。それを救ったのが上杉鷹山である。緊縮財政ばかりが語られるが、武士の副業として養蚕や米沢織を振興するなど産業政策に力を入れたことにこそ着目すべきである。節約だけで経済が良くなるものではない。山形市は最上川中流域の中心都市で、足利尊氏の家臣だった斯波兼頼がこの地に拠って最上氏と名乗るようになり、江戸初期には五七万石の領地を得て城も拡張されたが、やがて改易され、幕末には老中をつとめた水野忠邦の子孫が五万石を得ていた。県庁所在地となったあとは、県令三島通庸によって近代的な官庁街づくりが行われ、いまでも山形市郷土館(旧県立病院)のような形で残っている。大正初期に建てられた旧県庁も見事なもので山形県郷土館「文翔館」として使われている。